シナリオ・センターの代表・小林幸恵が、出身ライターの活躍や業界動向から感じたことなど、2006年からほぼ毎日更新している日記です。
シナリオ・センター代表の小林です。連休中はお天気に恵まれたのに今日は雨。長野は大丈夫でしょうか。お見舞い申し上げます。
23日は、新井一のお墓参りにいってまいりました。「来年は生誕100年だから頑張ってね」とお願いしておきましたので、天国からきっとシナリオパワーをしっかりと降りそそいでくれることと思います。
麻布十番の暗闇坂をあがると一本の松が・・・そこが麻布一本松、その前の長傳寺というお寺が新井の菩提寺。時代劇のような地名が気に入っています。(笑)
時代小説「廓同心雷平八郎 三 野望の宴」(KADOKAWA・富士見新時代小説文庫刊)出身ライターの鷹井伶さん(脚本家名 井上登紀子さん)の作品です。3部でお家騒動のお話は終焉を迎えました。
意外な展開に面白く拝読しました。
このシリーズのご紹介のときにも申し上げましたが、雷平八郎という名からはじまって、キャラクターが濃いんですよね。
なので「お家騒動」の事件は終わったかもしれませんが、次の事件が起こればまたお話ができるのです。
キャラクターがいかに大事かわかりますね。
最近、時代小説をどんどん書かれていらっしゃるせいか、井上さんはすっかり和装派に。このご本をご持参くださった時もお着物でいらして、それもジーンズでできたお着物でした。和洋のコラボですね。
脚本家と小説家の二足のわらじにふさわしい装いでいらしゃいました。(笑)
新人監督の作品を一堂に楽しんでください。
11月28・29・30日3日間70本以上の作品が見放題です。
「新人監督映画祭」http://ndff.net/
はじめて、新人監督の映画祭が生まれました。
シナリオ・センター出身監督やライターの作品も多数上映されます。
会場は、中のセントラルパーク サウス内 コングレスクエア お問い合わせ購入希望者はmiyamoto.tomoko.onebyone@gmail.com 宮本までhttp://ndff.net/filmslist/
センター出身では、
◆宮本ともこ監督脚本「この坂道」
◆阿部誠監督 永田健脚本の「いつか見る富士山」
◆澤田サンダー監督脚本「私は知っている、私は知らない」
◆上原三由樹脚本「ねこにみかん」
◆藤井香織脚本「瀬戸内海賊物語」
の皆さんの作品が上映されます。3日共通チケット2000円で見放題です。奮ってご参加ください。
引き出しに、いっぱいしまっていただければと思います。
なんでも見てやろう、聞いてやろう、読んでやろう、伝えてやろう・・・シナリオライター、物書きは野次馬根性が大事です。
新井一も、死んだ日も新しいことに挑戦していました。