シナリオ・センターの代表・小林幸恵が、出身ライターの活躍や業界動向から感じたことなど、2006年からほぼ毎日更新している日記です。
シナリオ・センター代表の小林です。今日は、北海道の大雪とか。また、徳島のように孤立するのではないかと心配です。
日本列島全体が寒気に包まれて、まるで今の日本を象徴しているような・・・。東京は氷雨が降っています。
シナリオライターのインキュベーションを行ってくださっているドラマデザイン社が、12月18日から23日まで、新宿シアターモリエールで「ガールズプリズンオペラ」を上演されます。
ドラマデザイン社社長の山本和夫さんが、演出。
女子少年院の女の子たちに、売れないロック歌手がオペラを演じさせて、ありのままの自分を出させ、自分を見つめさせていくというドラマチックなお話です。
ドラマデザイン社では、女優養成ワークショップ「アクトレスインキュベーション」も行っており、22日のみは、そのアクトレスインキュベーションの若い女優さんたちのみで行います。
同じお芝居を、プロと若手が演じる・・・面白い試みです。
女優インキュベーションメンバーが演じ、シナリオインキュベーションの若手ライター脚本を担当して、ニコ生でショートムービーを配信しています。
現在、インキュベーション中の高岡輝一さん、斉藤陽子さん、大北はるかさんらが書かれています。
AI(アクトレスインキュベーション)http://acin.jp/からご覧いただけます。こちらもご覧ください。
ドラマデザイン社のシナリオインキュベーションは、2000年の1期生からシナリオ・センターで募集を行い、今日に至っています。
シナリオ・センターで技術を学びながら、ドラマデザイン社で実践を重ねつつデビューを果たすという形が、たくさんのプロを育ててきました。
年に1回募集を行っています。
現在放映中の「ダークスーツ」(NHK)の荒井修子さん、「女はそれを許さない」(TBS)の清水友佳子さん、「科捜研の女」(テレビ朝日)李正姫さん、アニメ「パッコロリン」などの福田裕子さん、「おっぱいバレー」から「チョコレートTV」など多数の小説も書かれている水野宗徳さん、鈴木友海さん、村上直美さんなど、シナリオ・センターの出身ライターもこのインキュベーションで学ばせていただき、プロとして活躍されています。
来年もまたコラボしながら、魅力あるシナリオライターの育成を図っていきたいと思っています。