シナリオ・センターの代表・小林幸恵が、出身ライターの活躍や業界動向から感じたことなど、2006年からほぼ毎日更新している日記です。
シナリオ・センター代表の小林です。シナリオ・センターは本日にて、2014年の授業を終了します。
今日は、作家集団が一クラスあるのみなのですが、今年最後の講師会や打ち合わせなどバタバタと過ごしています。
さて、2014年1年間、皆様には色々とお世話になりました。
ありがとうございました。
2014年は、何をしてきたのかと思うと覚えていない・・・私の頭の中のケシゴムは強力です。(笑)
憶えているのは、今年は結構、子供に関わったことでしょうか。
1月、東京の光が丘のショッピングモールの依頼で「団地の縁側 子供シナリオワークショップ」で幼児にお話を作ってもらうイベントや、アップルと提携して子供たちの想像力と創造力を育てるための「iMovieを使ったドラマの時間」を行ったりと新しい試みにも挑戦しました。
恒例の夏休みイベント川喜多映画記念館での「子供のシナリオ教室」、千代田区立番町小学校でのシナリオ教室など子供たちとのかかわり合いはどんどん増えてきています。
子供たちのワクワクが伝わって、私自身もワクワクできた時間でした。
子供のときから、想像力を広げる術(すべ)を持っていたら、成長につれ、どんどん他人を想い、考え、自分を発信していける大人へと育っていくことでしょう。
ものを一面で見ないこと、正解はないこと・・・私は子供たちに伝え続けてきました。
シナリオ力は、俯瞰でものごとをみることができる力です。
いつか、子供たちが大人になり社会に出たとき、お母さんお父さんになったとき、シナリオ力を縦横に使ってくれたら、きっとやさしい世の中になると信じています。
2015年は、耳たこのように申し上げていますが(笑)、新井一生誕100年&シナリオ・センター創立45周年にあたります。
新井一の遺したシナリオ力を、この1年間で、色々な形で、様々なところで積極的にお伝えしていきたいと願っています。
私の表参道シナリオ日記も、よりパワーアップしていけるよう頑張っていきます。
来年、シナリオ・センターは、もっともっと面白くなります。楽しくなります。お楽しみに!
2015年は、1月7日(水)から新春授業は開始となります。
みなさま、佳いお年をお迎えください。
今年1年ありがとうございました。