シナリオ・センターの代表・小林幸恵が、出身ライターの活躍や業界動向から感じたことなど、2006年からほぼ毎日更新している日記です。
シナリオ・センター代表の小林です。2月3日、今日は節分。明日は立春。季が変わります。気分を変えたい、今年、特にそう思うのは、私だけでしょうか。
節分って、日本以外はやっていないとか・・・そうなのですね。いわしの頭と柊を玄関に飾って鬼除けして、豆をまいて「鬼は外 福は内」って祈るのは日本人だけなのですか。
日本人は日本人の、異国には異国の、人はすべてみんな違う。みんな違ってみんないい・・・当たり前のことが当たり前でなくならないように、一粒ずつ祈りながら豆を食べます。
明日は立春なのに、5日は雪かも知れないそうです。
5日は、日本映画テレビプロデューサー協会の新春パーティーがあります。寒いのと雪はいやだなあ。(笑)
プロデューサー協会のパーティーでは、私は日ごろお世話になっているプロデューサーの方々にご挨拶させていただいています。
このパーティーでは、優れた映画テレビ作品、プロデューサー、俳優に贈るエランドール賞の授賞式を行います。
今年のプロデューサー奨励賞に土橋章宏さん脚本「超高速!参勤交代」の矢島、秋田両プロデューサーが受賞されます。とても嬉しいですね。ブルーリボン作品賞も、日本アカデミー優秀脚本賞も受賞されていますし・・・。
土橋さん、本当によかったです。最高の年ですね。これをバネにまた大きく飛躍してくださることと期待しています。
同じく奨励賞に「三匹のおっさん~正義の味方参上!」山鹿、井上プロデューサーが受賞。
テレビ東京さんがドラマに力を入れていらっしゃった結果が出ました。
バラエティがどんどん増えていく中で、むしろバラエティが主体だったテレビ東京さんがドラマに力を入れてくださっているのが何よりうれしいです。
プロデューサー賞は、映画では「永遠の0」上田、筒井、守屋プロデューサー、テレビでは「花子とアン」の加賀田プロデューサーが受賞されます。
俳優さんは、新人賞として2015年活躍される若手の方たち。
池松壮亮さん、北川景子さん、斉藤工さん、黒木華さん、鈴木亮平さん、二階堂ふみさんの6人。
新しい季を迎え、魅力あふれるドラマの、映画の年になってくれることを期待しつつ、私たちもその一端を担えるよう素敵なシナリオを書いていきましょう。