シナリオ・センターの代表・小林幸恵が、出身ライターの活躍や業界動向から感じたことなど、2006年からほぼ毎日更新している日記です。
シナリオ・センター代表の小林です。日本海側は大雪とかで・・・東京の青空が申し訳ない気がします。
くれぐれもお気をつけください。
昨2月9日は篠原哲雄監督のお誕生日でした。おめでとうございます。
ご本人は、2月9日はニクの日だと笑っていらしたのですが、どなたかがフクの日だとお祝いされていて、ごろ合わせって気持ちの良いものだなあと感心しました。
で、思い出しちゃいました。40周年の頃でしたか、4月7日を、ごろ合わせで「シナリオの日」ではどうかと提案したのですが、盛り上がらずに終わってしまいました。(泣き笑い)
なにか謂れのある日の方がいいのか、さてさてと考えるのですが・・・なかなか。
映画の日は、日本で初めて映画が公開された日だそうですが、どんな謂れがふさわしいのでしょう。
演劇から数えると、シナリオの起源って、すごーい昔?古代ギリシア、ギリシア悲劇から考えるのでしょうか?
日本の場合は、天の岩戸かな?でも、あれにシナリオがあったとは思えないけど・・・(笑)
猿楽あたりからでしょうか。黙阿弥、世阿弥、観阿弥などは形として台本を創って、猿楽が能になってからでしょうか。
歴史には全く弱いので、こういうときこそ新井一が生きていたらと教えてもらえるのにと残念です。(自分で調べろっての!)
なんであまり調べないかというと(ただの言いわけですが・・・)どんな形でも謂れでもいいのです。
私は、「シナリオの日」を創りたいのです。それだけなのです。
シナリオ・センターだけの話ではなくて、シナリオに関わる全ての方々と創って、みんなで広めていきたいのです。
だから、本当はどんな日にちでもいいかと思っているのです。
シナリオに関わる人たちで、大きなイベントを毎年行い、シナリオっていうマイナーな分野をメジャーにしていきたいです。
あんまり知られてないけれど、とっても大切な芯になるものだということや、シナリオ的発想をすると人生が楽しくなることや、書いてみるととても面白いことや、想像力を広げるすてきなノウハウだということや、そこから生まれた名作の数々や、色々な観点から、広くたくさんの方にわかっていただける、盛り上がられる日にできたらいいなあと思うのです。
そのときは、脚本家の皆さんはもちろんのこと、シナリオを書きたい方々、テレビ、映画、モバイルなどあらゆる媒体、団体、個人問わず、みんなで力合わせて、シナリオの面白さを伝えられるようなイベントをしたいんです。
創立45周年、新井一生誕100年の記念行事でいっぱいいっぱいなのに、あれこれやりたくなっちゃう私です。
どこまで、シナリオが好きなんだろう。(笑)