しゃれおつなお店や人々が行きかう街、表参道。そこで働くシナリオ・センタースタッフの見たもの触れたものをご紹介します。
2月1日TO文庫より『ようこそ、カズ先生』が出版されました。初の書き下ろし小説です。
島根と鳥取、日本地図を思い浮かべてもどっちが右か左か分からない・・・という主人公が、世界遺産・石見(いわみ)銀山を題材に市民ミュージカルを創ることになり、島根県大田市で奮闘するという小説です。自分たちにオリジナルミュージカルを創ることができるのか?という大田市民と、役者なんてできないとドロップアウトした主人公が「自分にもできる!」と自信を得ていく姿を描きました。
島根県大田市とのおつきあいはもう18年になります。ライターズバンクさんに「ご当地もの小説」「お仕事小説」の企画募集があり、大田との交流を書きたい!と応募しました。
これまでリンダブックスさん、TOブックスさんで短編は書いてきましたが、文庫1冊の小説の出版は初めてです。浅田次郎さんがエッセー等で長編と短編は違うと書いておられることを実感しつつ、編集者さんの的確なアドバイスをいただきながら書き上げることができました。舞台やテレビドラマの脚本(シナリオ)は演出や俳優さんの演技に助けられているんだなあということを改めて痛感、文章ひとつで勝負しなきゃならない怖さと楽しさを学びました。
活字として文章が残る責任もひしひしと感じましたが、大田の皆さんに喜んでもらえて嬉しく思っています。
大田は島根のほぼ中央にあり、石見銀山の観光のほか、三瓶山のプラネタリウム、温泉津(ゆのつ)の温泉なども楽しめます。錦織選手で有名になったのどぐろをはじめとする魚も美味しいです。
あれやこれやと大田の紹介もしていますので、ぜひこの本を読んでみんさい! そして大田を訪ねてみんさい!
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大田市の地域の魅力に触れることができ、元気も湧いてきそうな作品ですね!
是非、ご覧になってみんさい!^^