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描きたかったのは、人間のあたたかさ、尊厳。

遺体 明日への十日間

■『遺体 明日への十日間』に明日とあるのはなぜか?

それは、オールラッシュの際に、プロデューサーの方が「ともしびみたいなものが見えた」という言葉がきっかけだったそうです。その言葉を受けて映画『遺体 明日への十日間』の原作「遺体 震災・津波の果てに」を書かれた石井さんは「自分は遺体安置所の悲劇を書いたわけではない。人間のあたたかさ、尊厳を描きたかった。それがたまたま安置所だった」と。

先日実施した『遺体 明日への十日間』の映画公開記念講座の様子が、様々な媒体でUPされています。その中でも、日刊サイゾーさんで、詳しく書かれていたので、御案内させていただきます。

震災後2年を経て見つめる、遺体安置所の光景『遺体~明日への十日間~』

Theミソ帳倶楽部~君塚良一監督の根っこ~

■遺体安置所にあった尊厳とは?

石井さんは「死体と遺体は違う。死体から遺体になる過程にあたたかさがある。遺体になるまでに、運ばれ、体をきれいにされ、布をかけられ…そこに人々の手が関わっている」

石井さんが、遺体安置所で目にし、伝えたかったもの、それは震災の悲惨さや混乱する人間の姿ではなく、あたたかさや尊厳なのです。そして死者にたいする尊厳とは、日本人の心に強く根差しているものなのだということを、『遺体』は思い出させてくれます。

 

 

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