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代表 小林幸恵が毎日更新!
表参道シナリオ日記

シナリオ・センターの代表・小林幸恵が、出身ライターの活躍や業界動向から感じたことなど、2006年からほぼ毎日更新している日記です。

映画は、認知症にもいいそうです

シナリオ・センター代表の小林です。ふと気がついたら、もう2月半ば。いや、今年はいつもよりスピードが速い。やることが多すぎると、混乱したままどんどん時間だけが経っていく。歳をとるのだけ早い。(笑) 置いてきぼりの私・・・まいったなあ。

昨日、10年ほど前に受講されていた根本さんというが「古き文化を継承する会」という非営利活動されていらして、その中で、名作映画の予告編で、認知症の方々が活性化させているというお話をお聴きしました。
映画を使って、介護予防、認知症予防をするという文化療法(回想法)なのだそうです。


回想法といっても、シナリオで教える回想法ではありません。
高齢者に対して、過去の思い出を想起するように働きかけることで、情動の安定といった心理的効果を導く対人援助手段なのだそうです。
童謡を聞かせたり、歌ったりするのもその一環なのですね。
映画の予告編を見せることで、活性化するというのはとても面白い、楽しい療法だと思います。薬ではなく、青春時代に観た映画が、心を広げて、柔らかくしてくれるのですね。
映画は、人の気持ちに寄り添うからこそ、人の心を揺さぶるのでしょう。

くちびるに歌を

228日映画「くちびるに歌を」が全国公開されます。
この映画は「15歳のあなたへ、かって15歳だったあなたへ」というキャッチフレーズで、まさに青春を謳歌している子供たちからかっての青春時代を楽しんだ方までが胸キュンになる映画です。
離島へ赴任したピアニストと15歳の生徒たちが「苦しいときも悩める時も、いつもくちびるに歌を持って」と合唱を通してふれあっていくお話で、アンジェラ・アキさんの「手紙~拝啓十五の君へ~」がもとになっています。
脚本は、出身ライターの持地佑季子さん。

アンジェラ・アキさんの名曲が流れるこの映画、今15歳の君が、6070年後、この映画を思い出して、認知症予防になること請け合いですね。()

もうひとつ、3月14日公開「ストロボ・エッジ」高校一年生、青春真っ盛りの学園ラブストーリーです。
登場人物全員が片想いというこのラブストーリーは、壁ドン!ありの、熱い想いが込み上げてくる映画です。
「主演の福士君がやばい!」と高校生からのメッセージ、片想いは青春の定番ですから。()
脚本は、出身ライターの桑村さや香さん。


文化療法回想法はともかくとして、青春映画はどんな年代の方が見てもいいものです。
今の、かっての・・・心のひだにふれて・・・映画って本当にいいですね。

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