シナリオ・センターの代表・小林幸恵が、出身ライターの活躍や業界動向から感じたことなど、2006年からほぼ毎日更新している日記です。
シナリオ・センター代表の小林です。今日は正真正銘(?)の富士山の日です。皇太子殿下のお誕生日でもあります。
土日、富士山河口湖映画祭へお伺いしました。
今年で8回目ですが、毎回素晴らしい富士山にお目にかかります。
冬はいつもきれいな富士山が見えるものだと思っていたのですが、「今日はきれいな富士山が見えてよかったですね」とホテルの女将さん。
「毎年、きれいな富士山を拝見しています」とお答えしたら、「まあそれは、運がおよろしいこと。強い運をお持ちなんですね」とにっこり。
案外きれいな富士山ってみえないそうです。初めて、私が強運の持ち主だと知りました。(笑)
会場に着いたら映画祭事務局の久保さんに、本門さんがシナリオ・センターの方でしたら、ご都合で授賞式に出でられないので、代理をしてほしいと頼まれました。
「そうです、受賞者全員!」胸張って言っちゃいました。
今年は、グランプリを含めての8つの賞をすべて、シナリオ・センターの方が受賞されました。
やりましたね!!おめでとうございます。
それにしても、やはり作家集団の方が強い!基本ができていることが、こうして結果に出ているのですね。
グランプリは、「サブちゃん」作家集団XNの渡貫涼子さん
おめでとうございます。めでたく映像化を獲得されました。
準グランプリは、「骨とつた子と河口湖」作家集団Lの増田雄一さん
「輝きのかけらたち」作家集団Qの奥山学さん
富士山河口湖映画祭審査委員長賞 「扉」研修科YPの神岡記子さん
富士山河口湖町長賞「桜簪」シニア作家集団の三宅久美子さん
富士山河口湖町議会議長賞「富士山河口湖町はけっこう広い」研修科ZKのみやさかじゅんさん
富士山河口湖映画祭実行委員長賞「さよなら。河童の母ちゃん」大阪校の若松百合香さん
河口湖観光協会長賞「コスプレ富士山」元通信の本門かおるさん
8回目の審査委員長は、柏原寛司さん。
いつもの軽妙なお話しぶりに、受賞者のみなさんの緊張も解けて、にこにこ顔の授賞式でした。
昨年受賞の「再生~霊峰富士に抱かれて~」も上映され、初の地元受賞作品なので、たくさんの河口湖町民の方が見に来てくださり、大盛り上がりでした。
夕方からは映画祭交流会。ここでも柏原さんや五藤監督など映画関係者の皆さんが、参加者の方々と親しく懇談され、楽しいひと時でした。
交流会もどなたでも参加できるので、これから書きたいなあと思われる方もシナハンがてらおいでになって、審査委員長や監督などとお話しされるとプラスになることでしょう。
大阪からシナハン旁いらした方もいらして、富士山と初めて出会ったと喜んでいらっしゃいました。
世界遺産富士山のお膝元河口湖で、シナリオを書いて、映像化し、世界に発信していきましょう。