シナリオ・センターの代表・小林幸恵が、出身ライターの活躍や業界動向から感じたことなど、2006年からほぼ毎日更新している日記です。
シナリオ・センター小林です。寒の戻りとはよくいったものです。寒い!せっかく桜も膨らみかけてきたのに・・・。
昨夜、シナリオS1グランプリの募集が締め切られました。
締め切り当日のお持ちになる方が多いので、事務局は万難を排してお待ちしていました。
続々とご持参組がいらっしゃる一方、郵便屋さんが3回も配達に。
「どんだけ多いんだ!」って、みんなびっくり。
いつもより、ずーっと多いです。たぶんいつもより100本以上多そうです。
担当者は嬉しい悲鳴を上げながら、審査ができる準備に入っています。
たくさんの方に応募していただけるのは、この上なく嬉しいのですが、シナリオS1人気に戸惑っています。(笑)
シナリオS1グランプリも知名度増えたかな。
第43回創作ラジオドラマ大賞の授賞式がありました。
放送作家協会理事長のさらだたまこさんより賞状をいただいた受賞者の佳作1席山田文恵さん(研修科)、2席新井まさみさん(通信作家集団)、3席小川友季子さん(研修科)。
お三方全員シナリオ・センターのみなさん。嬉しい授賞式です。
(お写真は、藤森先生からお借りしました。ありがとうございます。)
昨今、ラジオが見直されてきて、ラジオドラマもまた新たな脚光を浴びています。
私はラジオというと、お茶の間にある箱型のラジオだったり、トランジスタラジオだったりのイメージなのですが、若い方はスマホでスマートに聴かれるのですね。
若い方々が、ラジオドラマの魅力を知って、はまってくれたら嬉しいです。
ラジオドラマは、映像と違って、何も見えません。頭の中で音を聴きながらイメージする。なので、どんなお話でも書ける、宇宙でも、南極でもどんな場所でも、次元を超え、時代を越え、人種を越え、なんでもできる・・・。
私が一番素晴らしいと思うのは、ラジオドラマは、リスナーの想像力をかき立てることです。
なによりも人には、想像力が大事だと思っている私としては、ラジオドラマは想像の世界に自然に引きずりこんでくれる素晴らしい媒体だと思っています。
今回の受賞者のお三方みなさんの作品が放送化されるかはわかりませんが、NHKFMシアターで、確実に1席の作品はドラマ化してくれます。
楽しみに待ちたいと思います。
ちなみに昨土曜日、NHKFMシアターは大阪校の桑原亮子さんのBK受賞作でした。
ラジオドラマを書いてみたい方、森治美先生のオーディオドラマ講座は、6月9日から毎週火曜日全4回で行います。予定に入れておいてくださいね。
森治美先生のお芝居「ママクベス上演~夢のつづき~」明後日26日から31日まで東池袋のあうるすぽっとで上演されます。070-6470-3070 ぜひ見に行って下さい。